小児眼科診療
兵庫医科大学病院にスタッフとして勤務した1999年から2006年の間
未熟児網膜症を中心とした小児眼科の分野にも従事いたしました。
0歳児から小学校に就学するまでの間の小児の特殊な状況、眼の発達に携わり
過程で発生する斜視や弱視、また
先天眼瞼下垂といった疾患にも治療経験があります。
当院では視能訓練士も勤務、かつ現在も、兵庫医科大学の専門性の高いチームと
密に連携をとりながら小児眼科治療を行ってまいります。
また、当院の立地は最近になり小学校が増設されるなど学童の多い地域で、
開業以来、多数の就学児の近視進行や進行抑制に関わる指導を行ってまいりました。
更に、20年以上にわたり、関西のプロ野球チームに関わり、屋外活動と近視の
関係についても調査、第73回臨床眼科学会(2019.10京都)ではシンポジストを務めました。
近視進行には世界中で関心が高まっており、このような貴重な経験を、マイオピン点眼治療や
オルソケラトロジー矯正治療を通じ、当院での近視進行抑制治療に反映してまいります。
最新の医療技術による「白内障日帰り手術」
白内障手術には25年を越える経験があります。
現代の主流である超音波乳化吸引術と同術に至る前の嚢外摘出術
そして、2015年から厚生労働省先進医療認定施設
として、多焦点眼内レンズ
を用いた手術も行ってまいりました。重要なポイントは、二点です。
点眼麻酔のため麻酔から手術終了まで「痛くない」、
そして、顕微鏡下の手術の為、遮光目的に眼球にカバーをするため、
何も見えなく「怖くない」、ということです。手術は15分~20分で終了いたします。
従来よりの健康保険を適用する場合は単焦点レンズ、選定療養を用い、
余分にお金を払い多焦点(遠近両用)レンズを選択する、ことも出来ます。
院長とよくご相談ください。